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マ日記
2008 / 09 / 03 ( Wed )
マンガ日記(9/2)
「浮谷東次郎物語・俺様の青春ロード」

先日ヴィレッジバンガードに行ったら、たまたま置いてあるのを発見
し、即購入した。
以前から読みたいと思っていたが、こんな形で再販されるとは思わな
かった。

このマンガにはちょっとした奇縁がある。

元々はヤングジャンプで連載されていた「栄光無き天才達」シリーズの
1つで取り上げられていた物だった。
このマンガはオムニバス的に何かの事故や天運により栄光を手に入られ
なかった天才達をクローズアップして紹介して行くと言う作品スタイル
で、マンガチックな表現や加筆はあるとしてもその時代に生きた天才達
の生き様がありありと描かれるのは実に痛快なマンガでした。

ここで取り上げられる天才達は例外無く魅力的でかっこ良かったのです
が、ただ一人だけ例外的に好きになれなかった人物がいた。
それが今回の「浮谷東次郎」の回。

理由としては家が裕福な天才だったから。
主人公が何もない所から努力したり、苦境や逆境に負けずに立ち向かう
というなら手放しで「カッコいい!」と思えるのですが、
最初から家が裕福で、親の力もかなりあって、いろんな物が与えられて
いて・・・とそんな生い立ちを見ると何となく共感できなかったため。

確かに伸ばす才能はあったのかもしれないし、伸ばした努力はスゴいと
思います。
それでも、努力できる環境に恵まれた天才はあまり個人的に興味がない
のという思いがあり、どうも読みたいと思いませんでした。

通常ならマンガも通しで全巻購入するのですが、この収録巻(2
冊)だけは当時購入しませんでした。
本誌で途中から読んだ事もあり、購入したいと言う感情がわきませんで
した。

それから月日は流れて、何となく読んでみたいと思った事があり調べた
時点ですでに本は絶版。
それからまた月日は流れてマンガ文庫で「栄光無き天才達」がセレク
ション形式で人物をピックアップする形で刊行される事になったのです
が、浮谷東次郎の回は収録されませんでした。
古本屋に行ってもなかなか見当たらず(そもそも人気が高いシ
リーズなので見かけない)そんな事があり
1992年連載終了から数えて16年、実際取り上げられた回はもっと
前(1990)なので18年も経過してようやく読める事になりま
した。

手に取って読み進めて行きましたが、裕福ながらも持ち前のアグレッシ
ブさは確かに魅力的な人物で、「何ともならない状況であっても何かし
てしまいそう」という人物観は読んでいて楽しかったです。彼なりの人
生観、そのために突き進んだ自分の道。
面白かったです。


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