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先日買った本 <いろいろ>
2006 / 07 / 08 ( Sat )
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先日本屋に行って購入してきました。
特筆はいっぱいありますが、
あえて吾妻ひでお先生の日記漫画を。

体験している本人は大変なんでしょうが
無責任にも「失踪日記」は面白かった。
でも正直な所将来に不安な人は
直接ではなく間接的に不安を感じる漫画だと思う。
(将来に不安を感じない人など何人いるか!?)

そういう経緯から次に出した本とかは
気になるものです。
大なり小なり体験記は
違う世界を見るという事で面白い物です。


デスノート(12)
完結

月対ニア・メロの戦いに終止符が。
月の見苦しいほどまでの死にっぷりが
上手く描かれている。
理性的な仮面がどんどん剥がされていくのは
当初の目的から欲の権化と化したという部分が
上手く表されていると思う。

正直当初の状態の月だったら
そのまま影の管理者としていても
そんなに悪い世界にはならなかったのかもしれない
(もっとも長年続けていると、個人的な感情に
行動が影響されたりと当初の目的を踏み外す物だが)

Lの出現が月の行動を個人的な欲望に
傾ける要因になったのではと思う。
Lの挑発・追跡・追及、それが大きな視野での捌きよりも
月対Lという個人的な戦いへと進む事になる。

Lが最初に関東地方で月に向かって宣戦布告したとき
挑発に乗らず「我、大望があり、私欲にして指針にて裁き行なわず」と
画面上の人物を殺害しなければ、
そして殺人犯の選定ソースで足を取られないようにしていれば
Lとの戦い自身が無かったかもしれない。

ここで挑発に乗ってしまった事が
すでに対決という図式に入らざる得なかった。

これが月の持つ子供っぽい部分で
それがなければデットヒートも無いが
負ける事も無かったと思う。
当初の志なくした月が敗北するのは
作品として納得できる完結ですが、
ニアの言う「クレイジーな大量殺人犯」
この一言で片付けられてしまったのは
ちょっと勿体無い気がする。
(本質の本質を暴いていけばそうなのかもしれないが
ミサのような両親の仇を討ってくれたというキャラも居るので)

最初からそうだったのではなく、
戦いを進めるに連れて「歪んでいく」、
不思議な人の手にあまる力を手に入れたとき
「ケース1:月の場合」という本編は
非常に緊張感があり面白かったです。
全てが完璧に進もうと思っても思わぬほころびから
次第とほつれていく、そういうか細い糸のような
綱渡りが面白かったです。



銀魂(13)
ちょうどこの頃のジャンプ本誌は
本巻から収録の柳生九兵編が終わった所。
ゴリラ王女との結婚式とかすごく面白い。
淡々とのっぴきならない情況がノリつっこみとともに
テンポ良く進むこの漫画はギャグ漫画として
実に良質ですごく面白いです。



範馬刃牙(3)
刃牙刑務所編
No.2登場
凄腕というのは分かるのですが
ちょっと表現するのにやりすぎ感が。

アニマート(1)
画が八坂孝訓(キマイラ等)なので買ってみました。
自然災害パニック物。
自然災害パニックというと漫画では「ドラゴンヘッド」が
思い出されるが、あの作品は「特殊環境下の人間心理の歪曲」が
大きく描かれているのに対して、こちらは科学的アプローチ。
きちんと読んでいないが「日本沈没」とかそれに当たるのだろうか。
バイオハザード物だと「チャイルドプラネット」か。

近年の一般意識に大きい「災害避難」や
「逃げ惑う部分」が寄り身近に感じる分興味深い。


賭博堕天録カイジ(7)
基本的にコミックスで読んでいます。
現在も「17歩」
元45組の勘違いから起こっているとは
ちょっと気付かなかった。
本誌の方で兵頭の息子(孫だと思ってた)だった事が
判明したがどういう展開になるのだろう。
とりあえずカイジが一度負けそうな感じではあるが、
どうすり抜けるのか。

切り刻む瞬間、兵頭会長からのホットラインで
「くくく・・・カイジ君には話があるから、わしの前に連れて来い」といって
もっと酷いゲームに参加・・・
ありがちか。



フルーツ
木場功一の短編集
思わず購入。
女性を果実になぞらえての短編ですが
非常にどの女性も生命力に満ち溢れてエネルギッシュ。
「マリオガン」の1巻をジャケ買いして以来、
よく分からなかったので
それ以来読んでいなかったのですが
久しぶりに木場功一作品読むと実に爽快。

蒸し返すようですが
「ルビー・ザ・キッド」がちょっと心残り。
(当時楽しみにしていただけに)

ところで木場作品にはアイテムとして
「カメラ」が良く出てくる気がする。
「瞬間を切り取り自分の物にする」という部分が
人の業とか欲とか言う部分と良く似ているからでしょうか。

人は多かれ少なかれ業を犯しつづけなければ生きていけない。
それは生きていくための他の命を奪う欲。
必要最低限か、
「もっと」なのか。



うつうつひでお日記
日記漫画
日常と日常の空想が混在していて
良い感じにおきらくファンタジー。



日本ふるさと沈没
単行本のみのアンソロジー本
各作者が自分のふるさとを沈めまくる作品。
個性豊かで全編面白いですが、
個人的には「安永航一郎」と「ヒロモト森一」が
面白すぎ。

恋緒みなとの名古屋編も面白いですけど。
宮尾岳先生はこういうギャグも
いけるのと知ったのはちょっと新発見。



さんさん録(2)
こちらもこうの史代作品。
良い味を出してます。
女性の笑顔が心地良い。
憧れる。



新・ゴーマニズム宣言(15)
買うかどうか迷っていたのですが、
吾妻ひでおの本を購入したとき、思わず一緒に。
一気に読めませんので少しづつ。

この手の本が良いか悪いかとかそんな話も聞きますが、
それが問題ではなく色んな事を知って
自分の意見を述べるようになる事が重要だと思います。
そのためには物の本を読むだけではなく(メディアは操作がある)、
色んな人の話も聞くことも大切。

知らなければ分からない。

ところで
立ち読みで「目の玉日記」も
面白かったのですが購入に迷う。
(早く社会復帰して、本を買いあさりたい)

追記7/9
一応読了、この本は内容が濃すぎて一回読んだだけでは
さらっとしか分からない。何回か読まないと。
それも少しずつの方が良い、次から次へと中身が溢れてくるのと
面白いのでなかなか止め時・止め所が分からないが。
正直感想といっても「すごいね」とか「おもしろいです」とかの
ありきたりな単語ぐらいしか今の所、思い浮かばない。
作者の主張も指摘も正直反論も大して思い浮かばない程。
(若干出てくる"わしは昔からもてるけど"的な発言等が
自慢に聞こえてしまうのですが僻みでしょうか)

だからと言って鵜呑みにしていてはいけない。
いろいろ知らないとな。

ところでこの本を読んでいて
自分の今まで言い表せなかった部分が見つかった。

自分の妹が四十九日で母親に恋愛を母親に勧めている部分で
怒るシーンがあるのですが、法要の場所にもかかわらず
のんきに恋愛を勧めるシーン、これが今まで言い表せなかった
怒りを的確に表したようなシーンだった。
(そんなものです)

父母の恋愛論も色々あるが死んで数ヶ月も経過していない
状況で悪びれも無くいえるという感覚が腹が立つ、

引いては
(最近見ないけど)昨今の韓流スターを
応援しに空港に出迎えるおばさん達、
家の事を手放してのんきに応援する無責任さ、
その正当化。

夫が死んだのはちょっと前ですが、
家庭に愛はもっと前に失われていた。
上等ですよ。
無いなら無いで良い。
無いのならその時点で見切りなり付ければいい。
年金生活になったほうが生活しやすいからと、
隠して騙し討ちみたいな感覚が平然と
のさばっているような考え方が虫唾が走る。


正直この手の部分で怒りとか腹立たしい感情が沸き起こるのですが
「何がどう腹立たしく」「いけない」と説明できなかった
部分だったので(そんな程度です)その姿を見て
「ああそうだった」のかと改めて分かった。

家庭をほっぽり出して何かのお出迎えような事をする家庭は
子供の養育費だけきっちりやって別れちまった方が
良いというのは暴言だろうか(まあ色々状況も様々だが)
テレビに踊らされて何かにつけて離婚の慰謝料だと
なんだかしゃらくさい単語を並べるのはちょっと。

(あくまでここを読んで
個人的にそんなことを思い出したというだけです。
本編と意図は違います)

アマゾン関連
フルーツ
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木葉 功一
小学館 (2006/05/30)


日本ふるさと沈没
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鶴田 謙二
徳間書店 (2006/06/30)

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