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「遺跡の人」を読んだり <わたべ淳>
2008 / 01 / 28 ( Mon )
「遺跡の人」と言う漫画を読んだのでその感想をば。
作者はわたべ淳。

昔ヤングジャンプでレモンエンジェルを描いていた人。
うひーなつかしー。



どんな漫画を描いているのかなと思ってジャケ買いしたらこれが面白かった。
お色気なんかじゃなくきちんとした?漫画です。


タイトルの「遺跡の人」と言うのは
作者が遺跡発掘作業員のバイトをしていた事を題材にしているため。

正直レモンエンジェル以降(そればっかりだな>私)
描いている作品をあまり見かけないなとか、
思っていたが、まさか漫画が上手く行かず肉体労働のバイトを
行なっていたとは思わなかった。

あらすじとして
作者は漫画を描きつづけるも雑誌休刊とか連載終了とか
依頼中止などの仕事の不調や、家庭の事情から一時的(?)にの
思いからか遺跡発掘作業員のバイトをするようになった。
(ちなみに奥さんは漫画家の高見まこ)

新しい環境を知るのは面白く嬉々とする部分もあるけれど、
慣れない肉体労働で指が曲がりにくくなり、そのうち
ペンが握れなくなるんじゃないだろうかと言う肉体的不安、
このままでいいのだろうかと言う先が見えない将来的なもの。

それでも目の前に詰まれている肉体労働をこなしていると
疲労感や体を動かす爽快感でそのままでも良いんじゃないかと
思えてしまう倦怠的な納得。

そんな中に包まれながらも色んな人間が色んな事情を
持ちつつ、現場の連帯感が意外と楽しかったりと様々な物が込められている。


本当に単純作業で指示されている事とか
ノルマをこなしているのは楽でいいのです。

ただ
「将来俺はこれで良いのか」
「一生このままで生きていけるのか」ふと思う時、
未来への道が光も無く本当に真っ暗に感じてしまう錯覚。
そういう物を抱え込みながらの労働の姿は目が離せない。

本当はその状況でも人一倍頑張って漫画なら漫画を描きつづけたり
しないといけないのですが、その日に働いた肉体の疲れや、
一日のノルマを終えたという満足感が物事を先延ばしにしてしまう。

僕自身が以前上手く勤める事が出来ずに辞めて、
こういう経験だったりバイトをしておいた事があったので、
漫画を読むと言うより、自分自身の経験の共感もかなりあったと思う。

その葛藤が実に見所になっています。

面白かったです。
お薦め。

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