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「風たちぬ」を見に行きました <ジブリ≠ディズニー>
2013 / 08 / 05 ( Mon )
宮崎監督のガチ軍事物が見たいと思うyasakaです。(挨拶)
知っている人はかなり知っているネタですが
宮崎監督は兵器とか戦車にかなり造詣が深いです。
「宮崎駿の雑想ノート」などを見ると分かりやすく面白いです。

さて、今回は宮崎駿監督の2013年最新作「風たちぬ」を見に行ってきました。
その感想の箇条書き。(内容に触れますので「ネタバレ有」です)



・「風たちぬ」は実在の人物を「堀越二郎(ゼロ戦設計者)」「堀辰雄(作家)」の
エピソードなどを組み合わせ、実際の史実の出来事なども取り入れた「フィクション」。


・主軸として「堀越二郎」を主人公にしている。


・ストーリーとして堀越二郎の少年期から青年期~中年期(ゼロ戦設計前後)までを描いて
場面は頻繁に主人公の夢と現実が入り混じるような構成になっている。
※庵野監督の声は青年期以降。


・作品内容はどちらかと言うとシリアス。家族向け的な印象が強いジブリ作品とは違う。
そういう意味では一家で夏休みに見るような「楽しむ」作品ではないと思う。

個人的に世の中のジブリのイメージは「家族向け」と言う印象が強い気がする。
事実、作品もそのようなものが多いし、それで知名度が広がった事もあるので
そう思う考える人も多いと思う。
ただ個人的には、ジブリはただの(世界的な)1アニメ制作会社であり、色々な作品を
作る事はおかしい話ではない。(もちろん求められるのは「家族向け」だとは思うが)


・家族で、小さな子供を連れて鑑賞し、「面白くない」と言うネットのニュース記事を見たが、
今回に観に行って似たような事に遭遇した。子供さんが見てつまらなくて、騒ぐのは
それは子供が見て面白くない作品だからだと思う。
今回の作品は一人の人間の半生を描いたシリアスな作品なので
見るチョイスが違っていると思う。


・「ジブリだから家族で見ても大丈夫」的なイメージを持っている方は
やはり多いのではないかと思う。


・例えばディズニーだったら、もう鉄板的にどんな題材でも
かわいいトゥーンで努力・友情・勝利だったり困難に打ち勝つ話が
どの作品を見てもそのように存在するだろう。
ジブリは、日本のディズニー的なポジションなのかもしれない。
ただ、個人的にはディズニーとジブリは目指すものは違うと思う。
ディズニーはディズニーだし、ジブリはジブリだろう。(個人的な考えです)


・ただしパンフを見るとエンタティメントに徹するべきと意味が取れるコメントがある。
>>「アニメーション映画は子供のために作るべきで大人物を作ってはいけない」
>>(パンフの鈴木プロデューサーのページより抜粋)

そうなると宮崎監督的には、あくまで子供向けの作品こそアニメーション映画の本質で
目指すべき物なのかもしれないが、プロデューサーの意向も相まって、違う方向性の作品を
作ったのかもしれない。



・二郎はカプローニと夢の中で常々対話しているが、カプローニは憧れであり相談相手でありつつ、
もう一人の自分であって常に自問自答の相談を行っていたのではないだろうか

・ヒロインの菜穂子との結婚シーン、結婚の儀式に
基づいて進み初めて式内で顔を合わせるシーン。
菜穂子が本当に美しい。
体調の不良を押し隠しつつ式を続ける菜穂子に
二郎は「きれいだよ」と声をかける。
痛々しくも慎ましく、部屋に何もないからこそ
2人の愛や式への思いを感じます。
(実際の色調もシーンに合わせて二郎の心情から見た色合いに変えているそうです)





・ラストシーンはセリフがすごい。
・カプローニ(=自分自身?)との会話で
ゼロ戦の完成を迎え、そして誰も生き残らなかったという吐露。
ゼロで出撃し、敬礼をして戦地=死地へ向かうパイロット。
何の恨みを吐くわけでもなく。
そしてその会話の世界に逢いに来た菜穂子。

二郎以外誰も生きている人間が居ない。
全てを失った虚無感さえ感じます。


・カプローニ(=自分自身?)の問いに対し、「生きた」という結論。
そしてこれからも「生きねば」と思わせるエンディング。

もうすでに命を失ってしまい取り戻せない人に対し、
今まだ命を失わず、持つ事が出来ている自分が出来る数少ない行動の一つ。
「生きる」とは「自分だけが自分勝手に生きている」だけでなく。


・松任谷由美の曲「ひこうき雲」、もはや
この作品の為に狙ったかのような内容のリンクさ。



・何かの記事で「戦争の事をあえて表現していない」ような
内容を目にした事があります。確かにそうかもしれません。
ただ劇中にも触れているように、
飛行機は人を善くする事も
命を奪う事も併せ持つ機械です。(機械は全てがそういう物)
この作品が戦争を華美したものではないと思います。

技術が遅れた日本が先進国に追いつくために
一人の人間が一つの物事に打ち込んだという内容の作品です。

先を削った鉛筆でさえ人を傷つける事が出来るのに
鉛筆を使うのを止めるのですか?












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[蛇足]
・庵野監督の声は当初「棒読み感を感じた」
ただ作品が進んでいくにつれてあまりに気にならなくなって行った。
ジブリの作品に対する声優依存度が低いからなのかも。

ただそれが、堀江元社長のネタ(※)が逆に証明されているようでなんだかなとw


※堀江貴文氏が13年6月頃に「声優って実際そんなスキルいるの?」とか
「俺でもオファーが来る」とかそんなツイートをしているのです。



・先を削った鉛筆で思い出したけど、バトルランナーでシュワルツェネッガーが
ペン(ボールペン?)を人の背中にぶっ刺すシーンがあるのだけど・・・
やっぱり人は(略
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